2011-05-26 ： 第98回 平成23年３月期通期決算及び中期経営計画
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|｜ヽヽ ビーマップ メールマガジン 発行日：2011/5/26
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┃ 第98回 平成23年３月期 通期決算、および中期経営計画に関して
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
当社ホームページのIRライブラリ（http://www.bemap.co.jp/irinfo/library.php）に、
(1)「平成23年３月期 決算短信」、(2)「平成23年３月期 決算説明会資料」、そして
(3)「中期経営計画について」を掲載しましたので、その内容を補足説明させていただきます。
==========================================================================
● 平成23年３月期決算のご報告、及び今期業績予想
==========================================================================
まずは、上記のIRライブラリ上の(1)決算短信と、(2)決算説明会資料をご覧ください。
特に、カッコ〔〕内に記載するページ番号は、(2)決算短信資料の右下のものを指します。
まず、通期の連結業績は以下の通りで、極めて残念ながら大きな赤字を計上しました。〔6ページ〕
・売上高：675百万円 （対前期比：236百万円減）
・営業利益：－158百万円 （同：107百万円減）
・経常利益：－179百万円 （同：119百万円減）
・当期純利益：－184百万円 （同：128百万円減）
これは、期首に掲げた売上高870百万円、営業利益10百円という黒字回復の通期業績
予想に対し、事業環境による売上の伸び悩み、顧客のビジネス事情による収益性低下、
そして社内強化の取り組みに伴う販管費の上昇、などの要素に起因するものです。なか
でも、これまで毎年コンスタントに発生していた大型案件の減少や、見込んでいた位置情
報関連サービスの伸び悩みで、売上高が大きく低迷しました。ただし、過去の事業実績と
対比した上で、この減少は一過性のものと考えております。〔7～9ページ〕
事業セグメント別では、やはりナビゲーション事業の売上高が対前期比で-32.7％となり、
構成比率も前期の48.1％から43.７％に低下しました。〔10～11ページ〕
ただし財務状態については、流動資産合計が785百万円、自己資本比率が90.5％で、
引き続き無借金経営の健全な状態を維持しております。〔12ページ〕
この結果を踏まえ、今期平成24年（=2012年）3月期は改めて主要3事業それぞれに
おいて積極的な営業展開を実施し、包括的な売上拡大と収益性向上に取り組みます。〔15～18ページ〕
その上で、通期業績予想を連結売上高970百万円、営業利益/経常利益/当期純利益いず
れもゼロと設定しました。〔26ページ〕
その基本コンセプトは、「損益分岐を目指した前年度計画への再チャレンジ」です。前
期は売上減少により大きな赤字となったものの、その一方で社内の営業・開発体制の質的
強化という基盤作りを地道に行いました。その一連の取り組みとして、今期はこれらの
体制を有効に機能させ、売上を回復させます。〔27ページ〕
==========================================================================
● 平成23年度－25年度 中期経営計画
==========================================================================
続きまして、(3)中期経営計画についてもご説明差し上げます。
まず、4ページにありますように、今期を含む今後３ヵ年の売上高および営業利益の
業績予想を、以下のように設定しました。
・平成23年度（平成24年3月期）：売上高970百万円、営業利益ゼロ）
・平成24年度（平成25年3月期）：売上高1,040百万円、営業利益40百万円）
・平成25年度（平成26年3月期）：売上高1,200百万円、営業利益90百万円）
誠に遺憾ながら、当社はこれまで9期連続で赤字を計上しています。こうした状況に
対しては、経営陣一同危機感を抱き、会社としての基盤を再構築する必要性を認識して
います。前期には営業・開発体制の質的強化を行い、今期にはそれを十分機能させるた
めの取り組みを行っていますが、その効果がフルに表れるにはやはり相応の時間を要す
るでしょう。そうした慎重な観点に立った上で、この中期経営計画で3ヵ年にわたる
ロードマップを社内外に示し、中期的に見てコンスタントに黒字を出せる体質を作って
いくべきという判断をしました。もちろん、これを上回るペースでの回復が見込める場
合には、経営判断に基づいてよりアクティブな数字作りに取り組むことも、当然視野に
入れています。
==========================================================================
● まずは今期の赤字脱却、黒字転換が目の前のマイルストーン
==========================================================================
以上の通り、まずはなによりこれまで続いた連続赤字にピリオドを打つことが、全て
の第一歩です。今期はそれを着実に達成し、さらには上回っていけるよう、心機一転頑
張ります。世の中的には、スマートフォンの大ヒット、無線LANインフラの普及といっ
た、当社が待ち望んでいた環境がまさに顕れつつあります。この時代の波に乗り、既存
ビジネスでのしっかりした収益と、「スマートプッシュ」や「古地図復元サービス」とい
った新サービスの展開という両輪で、攻勢に打って出ます。
なお、これら新サービスについては、今後のメルマガで説明差し上げる予定ですので、
引き続きご注目ください。
株式会社ビーマップ
代表取締役社長 浅賀英雄
厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂
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その正確性、完全性、有用性について保証するものではありません。
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特に、カッコ〔〕内に記載するページ番号は、(2)決算短信資料の右下のものを指します。
まず、通期の連結業績は以下の通りで、極めて残念ながら大きな赤字を計上しました。〔6ページ〕
・売上高：675百万円 （対前期比：236百万円減）
・営業利益：－158百万円 （同：107百万円減）
・経常利益：－179百万円 （同：119百万円減）
・当期純利益：－184百万円 （同：128百万円減）
これは、期首に掲げた売上高870百万円、営業利益10百円という黒字回復の通期業績
予想に対し、事業環境による売上の伸び悩み、顧客のビジネス事情による収益性低下、
そして社内強化の取り組みに伴う販管費の上昇、などの要素に起因するものです。なか
でも、これまで毎年コンスタントに発生していた大型案件の減少や、見込んでいた位置情
報関連サービスの伸び悩みで、売上高が大きく低迷しました。ただし、過去の事業実績と
対比した上で、この減少は一過性のものと考えております。〔7～9ページ〕
事業セグメント別では、やはりナビゲーション事業の売上高が対前期比で-32.7％となり、
構成比率も前期の48.1％から43.７％に低下しました。〔10～11ページ〕
ただし財務状態については、流動資産合計が785百万円、自己資本比率が90.5％で、
引き続き無借金経営の健全な状態を維持しております。〔12ページ〕
この結果を踏まえ、今期平成24年（=2012年）3月期は改めて主要3事業それぞれに
おいて積極的な営業展開を実施し、包括的な売上拡大と収益性向上に取り組みます。〔15～18ページ〕
その上で、通期業績予想を連結売上高970百万円、営業利益/経常利益/当期純利益いず
れもゼロと設定しました。〔26ページ〕
その基本コンセプトは、「損益分岐を目指した前年度計画への再チャレンジ」です。前
期は売上減少により大きな赤字となったものの、その一方で社内の営業・開発体制の質的
強化という基盤作りを地道に行いました。その一連の取り組みとして、今期はこれらの
体制を有効に機能させ、売上を回復させます。〔27ページ〕
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続きまして、(3)中期経営計画についてもご説明差し上げます。
まず、4ページにありますように、今期を含む今後３ヵ年の売上高および営業利益の
業績予想を、以下のように設定しました。
・平成23年度（平成24年3月期）：売上高970百万円、営業利益ゼロ）
・平成24年度（平成25年3月期）：売上高1,040百万円、営業利益40百万円）
・平成25年度（平成26年3月期）：売上高1,200百万円、営業利益90百万円）
誠に遺憾ながら、当社はこれまで9期連続で赤字を計上しています。こうした状況に
対しては、経営陣一同危機感を抱き、会社としての基盤を再構築する必要性を認識して
います。前期には営業・開発体制の質的強化を行い、今期にはそれを十分機能させるた
めの取り組みを行っていますが、その効果がフルに表れるにはやはり相応の時間を要す
るでしょう。そうした慎重な観点に立った上で、この中期経営計画で3ヵ年にわたる
ロードマップを社内外に示し、中期的に見てコンスタントに黒字を出せる体質を作って
いくべきという判断をしました。もちろん、これを上回るペースでの回復が見込める場
合には、経営判断に基づいてよりアクティブな数字作りに取り組むことも、当然視野に
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● まずは今期の赤字脱却、黒字転換が目の前のマイルストーン
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以上の通り、まずはなによりこれまで続いた連続赤字にピリオドを打つことが、全て
の第一歩です。今期はそれを着実に達成し、さらには上回っていけるよう、心機一転頑
張ります。世の中的には、スマートフォンの大ヒット、無線LANインフラの普及といっ
た、当社が待ち望んでいた環境がまさに顕れつつあります。この時代の波に乗り、既存
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