メールマガジン

2004-02-16 : 第26回 第3四半期概況報告

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2004/02/16
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┃ 第26回 第3四半期概況報告
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今回は、2/13(金)に発表した今期第3四半期までの当社の状況についてご説明
します。

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●売上は対前年同期比で微増も、新規分野については開拓途上
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まず売上高は453百万円で、対前年同四半期に比べると5.2%増加しています。
昨年9月からスタートした「ネット広告配信サービス」からの収益が継続的に計
上されるようになり生活情報分野が83百万円に伸びた一方で、交通関連分野にお
ける39百万円の減少、次世代インフラ分野における12百万円の減少と合計すると
、全体では微増にとどまっています。なかでも、当初に売上の増加を期待してい
たもののまだ実績に結びついていないのが、次世代インフラ分野の「無線LAN/A
irCompass」です。これは、現在、NTT-BP社が提供するPDA向けサービス「無線LA
N倶楽部」の会員がコンテンツを購入すると当社に売上の一部がシェアされるビ
ジネスモデルですが、有料コンテンツを利用する会員数が当社の当初計画に届い
ていないため、売上も伸びておりません。
また位置情報分野は、売上高18百万円、構成比4.0%と、全体に占める割合が非
常に小さくなっています。この分野を今後どのように位置付けていくかが、課題
の一つになっています。
ちなみに、今回の業績概況は単体のみで、子会社の業績は含まれておりません。

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●費用の増加が営業損益に大きく影響
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一方、費用については今四半期に大きく増加していますが、これには特殊要因と
して発生しているものと固定的に増加したものの両方があります。まず前者です
が、昨年8月に発行した転換社債(CB)の株式への転換が迅速に行われ、すでに
全て転換を完了しております。それに伴い、株式事務手数料などが当初の予想以
上に膨らんでいます。これらを通して、固定負債ゼロ、自己資本率95.8%とバラ
ンスシートは強化されましたが、一方で今期については損益上の圧迫要因になっ
ています。
また後者では、「無線LAN/AirCompass」の運用、および遠隔地監視システム「
モニタリング倶楽部」の開発・営業強化のための人員の増加が鍵になっています
。「無線LAN倶楽部」については、有料コンテンツ利用者が当初予想を下回って
いることは前述の通りです。会員数は、昨年12月より路線拡大により従来月より
大きく増えていますが、収益性の改善法については、現在担当部門が対応策を立
案中です。また「モニタリング倶楽部」は、営業拡大の具体的な青写真を持った
上での計画的な増員です。
これらの影響で、第3四半期段階での営業損益はマイナス95百万円となっていま
す。

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●バランスシートは再び無借金状態
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貸借対照表については、CBの転換完了により再び無借金経営に戻りました。総資
産1,681百万円のうち904百万円が現金および預金で、また関係会社貸付金200百
万円と関係会社株式100百万円は100%子会社のアクセリスコミュニケーションズ
ジャパン向けのものです。このように、十分な現預金と無借金状態のため、今後
とも事業を経営して行く上での運転資金の問題は発生しておりません。

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●人材はバランスシートに載らない大切な資産
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ここでもう一つご説明したいのが人員の増加です。当社の従業員は、前述の開発
力・営業力強化を鑑み、2/13時点で52名に増加しています。これは人件費の増加
という形で損益に影響を与えていますが、一方でこの人材は当社の大切な資産で
あり、増員は先行投資と位置付けています。特に営業担当については、現在保有
している商品・サービスを販売し売上に結びつけるための推進力です。よってこ
の先行投資ができるだけ早く売上実績に結びつくよう、積極的な営業活動に取り
組んでもらっています。これに関して具体的な進捗があった際には、また皆さん
にご報告します。

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●通期の業績予想に関して
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2003年7月15日に発行を決議いたしました株式会社ビーマップ2007年11月1日満
期円建転換社債型新株予約権付社債の発行中止に関わる費用として65百万円を特
別損失として計上することと致しました。これにより、2003年10月20日付通期業
績予想より、当期純利益を65百万円下方修正し、通期業績予想は売上高800百万
円、経常利益30百万円、当期純損失35百万円とします。なお、今期当初に予想さ
れていた各案件については第4四半期中に計上し、売上高、経常利益については
必達すべく、全社一丸となって全力で事業に取り組んで参ります。


(株)ビーマップ 代表取締役社長
杉野 文則 


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