2004-05-27 ： 第31回 組織・管理体制の強化策
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||ヽヽ ビーマップ メールマガジン 発行日:2004/05/27
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┃ 第31回 組織・管理体制の強化策
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
今回は、組織・管理体制の強化のための施策をご説明します。この内容について
は、5月14日に開催した決算説明会の配布資料
(http://www.bemap.co.jp/ir/data/H160514_all.pdf)も併せてご参照ください。
=======================================================================
●社外取締役として久保田克明プラネックスコミュニケーションズ社長を招聘の
予定
=======================================================================
まず今回の平成16年3月期における失敗の対策として、組織・管理体制の強化の
ために社外取締役を導入する予定です(配布資料26ページ)。その候補は、ネッ
トワーク関連機器メーカーのJASDAQ上場企業であるプラネックスコミュニケーシ
ョンズ株式会社(以下PCI)の久保田克明社長です。久保田社長にはこれまでも
、IT関連企業の創業者同士として以前から公私にわたりお付き合いいただいてお
ります。具体的には、PCIとビーマップの共同で多機能ルータを活用したソリュ
ーションサービスを事業化し、販売に取り組んでいますし、また個人的にも頻繁
に情報交換をしています。そうした中、ことある毎に久保田社長から「ビーマッ
プはいいものを作っているのに、売上に結びつかないのは営業力が弱いからだ。
」という厳しいアドバイスを受けていました。その久保田社長に、社外取締役と
して外部からの客観的な意見を吹き込んでもらうことで、私自身はもちろんビー
マップ全社に緊張感を醸成し、当社のチェック機能を強化すると同時に、PCIの
営業ノウハウを吸収したいと考えています。
また、これによってPCIとビーマップの協力体制は、新製品・サービスの開発と
販売の両面で一層強固なものとなります。今後、通信・ネットワーク環境の進化
(5ページ)に対応した新しいサービスを開発する際には、ハードウェアとソフ
トウェアを同時に開発し、市場を創造していく必要があります。その面において
も、久保田社長の参画は当社にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。
=======================================================================
●もう一人の取締役にも、リスク管理機能の向上につながる人物を昇格
=======================================================================
もう一人の新任取締役候補は、当社の現社長室長で、関連会社クレッシェンドの
社長でもある上野圭一です。彼は、証券会社、ベンチャーキャピタル(VC)、事
業会社などを経て昨年当社に入社した人物で、このVCが当社の設立後まもなく資
金提供していた関係上、当社のことは2002年1月のNasdaq Japan (現ヘラクレス
)公開以前から熟知しています。これまでも社長室長として、経営改善のために
必要なことはなんでも忌憚なく意見してくれています。その彼の発言権が強まる
ことは、今回のいくつかの失敗を踏まえた上での当社リスク管理機能の向上につ
ながります。
=======================================================================
●監査役も増員し、私にとって頭の上がらない方々が就任
=======================================================================
監査役については、現任の篠原昌史氏に加え、新任監査役として、樋口和光氏、
柴本猛氏、平野彰氏の皆様に就任していただく予定です。篠原氏は、私の前勤務
先である日本油脂株式会社の元専務取締役で、その当時私の上司であるだけでな
く、当社を日本油脂からMBOする際にご支援いただいている、創業メンバーの一
人です。そのような経緯から、私はかれこれ15年近く篠原氏にご指導いただいて
おります。
新任の樋口氏、柴本氏は、公開以前から出資していただき昨年まで当社の大株主
だった日本ビクター株式会社における、IT部門での先駆者というべき方々です。
この方々の経験とそれに基づく客観的ご意見を、今後の当社の意思決定における
冷静な判断に反映させていきます。
また樋口氏からご紹介をいただいた平野氏は警視庁のご出身で、現在は東京都行
政書士田無支部の理事を務めています。氏は行政書士として、多くの企業の成功
事例と失敗事例の双方を目の当たりにし、特に失敗時の対応策に取り組んでこら
れました。この実践的な経験が、今後当社の未然の危機回避と、成功する企業が
備えるべき機能の向上につながるよう、ご指摘いただいて参ります。
このように、監査役4名はいずれも豊富な経験をお持ちで、かつ私の頭の上がら
ない方々ばかりです。この皆様の厳しい視点を通すことで、当社の事前チェック
機能、ひいてはコーポレートガバナンスを向上させていきます。
=======================================================================
●組織・管理体制野強化が、復活のための第一歩。
=======================================================================
新任取締役・監査役には、6月24日の株主総会における承認を経て、正式に就任
していただきます。この方々のお力添えとご経験を、当社の事業活動と経営管理
の双方に結びつけるよう、私をはじめとした現経営陣も努力してまいります。こ
の組織・管理体制の強化が、平成16年3月期のいくつかの失敗に対する不可欠な
取組みであり、また復活のための第一歩だと考えています。
(株)ビーマップ 代表取締役社長
杉野 文則
※お詫び
5/20配信の当社メールマガジン文章内で誤解を与えるようなような表現がありま
したことを、この場で謹んでお詫びし、訂正させていただきます。
訂正前)
また無線LAN倶楽部についても、既存システムのカスタマイズによる他の大手キ
ャリアへの展開という販売方法の変更による収益貢献を目指します。
↓
訂正後)
また無線LAN倶楽部に提供済みの配信システムAirCompassについても、既存シス
テムのカスタマイズによる他の大手キャリアへの展開という販売方法の変更によ
る収益貢献を目指します。
厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂
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新聞・雑誌および各種媒体への転載の際は、必ず(株)ビーマップに了解を得て
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その正確性、完全性、有用性について保証するものではありません。
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今回は、組織・管理体制の強化のための施策をご説明します。この内容について
は、5月14日に開催した決算説明会の配布資料
(http://www.bemap.co.jp/ir/data/H160514_all.pdf)も併せてご参照ください。
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まず今回の平成16年3月期における失敗の対策として、組織・管理体制の強化の
ために社外取締役を導入する予定です(配布資料26ページ)。その候補は、ネッ
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ョンズ株式会社(以下PCI)の久保田克明社長です。久保田社長にはこれまでも
、IT関連企業の創業者同士として以前から公私にわたりお付き合いいただいてお
ります。具体的には、PCIとビーマップの共同で多機能ルータを活用したソリュ
ーションサービスを事業化し、販売に取り組んでいますし、また個人的にも頻繁
に情報交換をしています。そうした中、ことある毎に久保田社長から「ビーマッ
プはいいものを作っているのに、売上に結びつかないのは営業力が弱いからだ。
」という厳しいアドバイスを受けていました。その久保田社長に、社外取締役と
して外部からの客観的な意見を吹き込んでもらうことで、私自身はもちろんビー
マップ全社に緊張感を醸成し、当社のチェック機能を強化すると同時に、PCIの
営業ノウハウを吸収したいと考えています。
また、これによってPCIとビーマップの協力体制は、新製品・サービスの開発と
販売の両面で一層強固なものとなります。今後、通信・ネットワーク環境の進化
(5ページ)に対応した新しいサービスを開発する際には、ハードウェアとソフ
トウェアを同時に開発し、市場を創造していく必要があります。その面において
も、久保田社長の参画は当社にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。
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●もう一人の取締役にも、リスク管理機能の向上につながる人物を昇格
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もう一人の新任取締役候補は、当社の現社長室長で、関連会社クレッシェンドの
社長でもある上野圭一です。彼は、証券会社、ベンチャーキャピタル(VC)、事
業会社などを経て昨年当社に入社した人物で、このVCが当社の設立後まもなく資
金提供していた関係上、当社のことは2002年1月のNasdaq Japan (現ヘラクレス
)公開以前から熟知しています。これまでも社長室長として、経営改善のために
必要なことはなんでも忌憚なく意見してくれています。その彼の発言権が強まる
ことは、今回のいくつかの失敗を踏まえた上での当社リスク管理機能の向上につ
ながります。
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●監査役も増員し、私にとって頭の上がらない方々が就任
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監査役については、現任の篠原昌史氏に加え、新任監査役として、樋口和光氏、
柴本猛氏、平野彰氏の皆様に就任していただく予定です。篠原氏は、私の前勤務
先である日本油脂株式会社の元専務取締役で、その当時私の上司であるだけでな
く、当社を日本油脂からMBOする際にご支援いただいている、創業メンバーの一
人です。そのような経緯から、私はかれこれ15年近く篠原氏にご指導いただいて
おります。
新任の樋口氏、柴本氏は、公開以前から出資していただき昨年まで当社の大株主
だった日本ビクター株式会社における、IT部門での先駆者というべき方々です。
この方々の経験とそれに基づく客観的ご意見を、今後の当社の意思決定における
冷静な判断に反映させていきます。
また樋口氏からご紹介をいただいた平野氏は警視庁のご出身で、現在は東京都行
政書士田無支部の理事を務めています。氏は行政書士として、多くの企業の成功
事例と失敗事例の双方を目の当たりにし、特に失敗時の対応策に取り組んでこら
れました。この実践的な経験が、今後当社の未然の危機回避と、成功する企業が
備えるべき機能の向上につながるよう、ご指摘いただいて参ります。
このように、監査役4名はいずれも豊富な経験をお持ちで、かつ私の頭の上がら
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●組織・管理体制野強化が、復活のための第一歩。
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の組織・管理体制の強化が、平成16年3月期のいくつかの失敗に対する不可欠な
取組みであり、また復活のための第一歩だと考えています。
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杉野 文則
※お詫び
5/20配信の当社メールマガジン文章内で誤解を与えるようなような表現がありま
したことを、この場で謹んでお詫びし、訂正させていただきます。
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