メールマガジン

2005-05-24 : 第45回 2005年3月期決算のご報告

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2005/05/24
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┃ 第45回 2005年3月期決算のご報告 
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 今回は、2005年3月期決算についてご報告させていただきます。
5月13日に開催したアナリスト向け決算説明会にて配布した資料
(http://www.bemap.co.jp/ir/ir050513.htmlより)もご参照ください。 

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●売上高は上方修正の通り894百万、当期純利益はゼロ
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 まず(2005年3月期)の業績については、最終的には5/9の業績修正の通り、
売上高894百万円、経常損益▲5百万円、当期純利益ゼロとなりました(P.9)。
売上高の増加は主に、位置情報活用情報サービス『b-Walker』の
MiTAC INTERNATIONAL CORP.からの大口受注、そして動画映像の遠隔監視システ
ム『モニタリング倶楽部』の好調によるものです(P.11)。この2つの事業分野
は、中間決算説明会でも言及した通り、既存の中核である交通関連分野ととも
に次代のビーマップを支える中軸となるよう、育成に力を注いできました。そし
て交通関連と並ぶ3本柱といえるところまで来ています。
 また、従来のbtoBtoC型ビジネスモデル(P.5)に加え、btoB型のビジネスへの
取組みも推進したことに加え、新規案件が徐々に数字に結びつき始めた結果、第
4四半期における売上・利益の割合が高まりました(売上高391百万で全体の
43.7%、営業利益62百万、P.10)。この傾向は今後も続くと思います。
 バランスシートについては、総資産1,373百万、うち現金・預金が721百万で、
借入金のない無借金経営です(P.12)。

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●今期の目標は、btoB型ビジネスモデルの強化と新事業の積極展開
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 今期・2006年3月期については、前述のbtoB型ビジネスモデルへの取組みを強
化し、ユーザー拡大を狙います。これは、『b-Walker』を応用したSFA/FFA業務
パッケージのように、一度企画・開発したシステムやソリューションを、ライセ
ンス数の追加や機能向上、カスタマイズにより水平展開していく、というモデル
です(P.15)。こうしたサービスを通してビジネス機会を拡大し、事業を成長させ
て行く方針です。
 さらに、今期は新事業への取組みも加速します。そのための3つのドライバー
が、①資本力、②営業力・開発力、③人材・経営管理スキルで、まず第一歩とし
て①のために5億円の増資を行い、これを元に②のためにM&A・資本提携、必要に
応じて③のために採用なども行います(P.21)。
 まず着手する事業は、前期に実証実験を行った通勤テレビ、メコンプロジェク
トです(P.22-23)。これらに加え、いくつか温めている企画があり、事業化の
チャンスをうかがっています。
 今期の通期業績目標は、売上高1,100百万、経常利益43百万、当期純利益32百
万です(P.24)。交通関連、位置情報、次世代の3本柱に加え、新規案件の立ち
上げで、バランスの取れた売上構成を目指していきます(P.25)。

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●前期・2005年3月期を振り返る -事業の3本柱と、先行投資をしながらの
 損益バランス確保-
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 メルマガ「2005年のご挨拶」でも触れましたが、私の厄年と関係があったのか
どうか、去年1年はビーマップにとっても私にとっても、結構大変な年でした。
そんな中でも、当社のビジネス基盤の再構築に地道に事業に取り組むと共に、将
来性の見込める分野を先取りしながら、新たなサービスの芽を育んできました。
そうした努力が、位置情報(b-WalkerのMiTACへのライセンス提供)、次世代(
モニタリング倶楽部の本格展開)という成果に結びつき、さらに今期一層の拡大
が期待できるまで立ち上がってきていることは、とても嬉しいことです。これに
より、従来の柱であった交通関連とあわせた当社事業の3本柱という、安定感あ
る構成が見えてきました。
 また、ビーマップのビジョン「先駆」、「斬新」を胸に、新たな事業のための
先行投資や実証実験(通勤テレビ、メコンプロジェクトなど)を行いながらも、
ブレークイーブン回復を目標に、収益にこだわりながら目の前の案件一つ一つに
取り組みました。その結果として、当期純損益でトントンのレベルまで持って来
られたことに、自分なりの手応えを感じています。ビーマップはなんといっても
企画・開発会社なので、損益だけのために新たな取組みや投資を抑えると、次の
成長も止めてしまいかねません。こうして企画した新規事業ですから、今期は本
格的に立ち上げられるように、期待を込めて取り組んでいきます。
 社内に目を向けると、前期は管理機能の強化と権限委譲を進め、より現場に近
いところに売上責任をシフトしました。これが功を奏し、一人ひとりの役割と責
任が明確になったことで、各案件に対する意識も変わってきています。また管理
部門についても、コスト意識が向上していると感じています。今期はさらに「現
在あるいは将来の利益に貢献する仕事を評価する」という姿勢を徹底し、結果に
こだわった舵取りをしていきます。

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●事業展開のスピードアップ、そのためのM&A戦略
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 前述の通り、今期は営業力・開発力強化のためにM&Aにも取り組みます。これは、
「時間をお金で買うことで事業展開のスピードを上げる」ことを狙いにしていま
す。ビーマップのビジネスは、概して立ち上げまで時間がかかる傾向があります。
しかし、現在のように変化の激しいビジネス環境においては、非常に短期間で事
業を立ち上げる能力が必要になります。そのために、開発力や顧客基盤を持って
いる企業と提携することで、事業展開をスピードアップしようという訳です。
あくまでも相手のあることなので、現段階では対象となる企業については触れま
せんが、お互いいい関係となる企業と組んでいきたいと考えています。
 また、このような体制強化により、さらに様々な事業に着手したいと思います。
その中で、全てがうまく立ち上がることは不可能でしょうが、30~40%でも具体
化し、トータルの収益はプラスというバランス取りを目指しています。

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●株主の皆様の期待とビーマップの責任
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 現在の株価につきまして、当社の経営陣としては皆様から高い評価をいただい
ているという思いです。それは、皆様からの期待の表れとして嬉しくあると同時
に、大きな責任も感じています。この期待に応えるため、これからの事業に全力
で取り組み、できるだけ早く良い結果が出せるように心がけます。そのための時
間を買う一手段が、前述のM&Aでもあります。

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●今年度も新たな気持ちでビジネスに取り組みます
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 私自身、去年はビーマップの基盤の再整備のために、慎重に事業を進めた1年
でした。そして、今年は厄明けパワーの波に乗りながら、全力で事業に取り組ん
でいきます。ひとつひとつの案件に、一生懸命力を注いでいきます。


(株)ビーマップ 
代表取締役社長 杉野 文則


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