メールマガジン

2006-05-18 : 第57回 第8期決算発表について

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2006/05/18
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┃ 第57回 第8期決算発表について
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 当社は、5月15日に第8期(平成17年4月~平成18年3月)の決算発表を、
翌16日にアナリスト・機関投資家向けに決算説明会を実施いたしました。
今回は、これらの内容についてご説明させていただきます。
決算短信(http://www.bemap.co.jp/irinfo/pdf/cal20060515.pdf)
説明会資料(http://www.bemap.co.jp/irinfo/pdf/cal20060516.pdf)
と併せてお読みください。

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● 前期の連結売上高は731百万円、当期純損失は432百万円
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 前期(第8期、平成17年4月1日~平成18年3月31日)の業績は、4月28日に発表
した業績予想の修正通り、連結で売上高731百万円、売上総利益(粗利)166百万
円、営業損失95百万円、経常損失117百万円、当期純損失432百万円、個別で661
百万円、売上総利益(粗利)134百万円、営業損失83百万円、経常損失100百万円、
当期純損失427百万円となりました。連結については前期より適用されたばかり
であり比較はできませんが、個別については減収減益となり、まことに残念なが
らいずれも当初の予算を下回ることとなりました。

 売上高の減少につきましては、まず、モバイル事業分野におきましては、交通
関連事業で当初予定通り推移したものの、無線LAN事業・位置情報関連事業につ
いて大型商談が新年度にずれ込むなど進捗が遅れ、通勤テレビなどの新規事業の
立ち上げも遅れました。また、ソリューション事業につきましては、モニタリン
グ倶楽部、モバイル・Web開発、その他の新規事業が当初計画を下回りました。
 収益面におきましては、販売費・一般管理費で、増資・M&Aに伴う支払手数
料が増加いたしました。また、一部の投資有価証券や収益を生んでいない固定資
産を除却または減損処理させていただき、特別損失として計上させていただきま
した。

 このように前期におきましては損失を計上する結果となり、皆様にご心配をお
かけしておりますが、無借金経営を継続しており、バランスシートは健全であり
ます。

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● 今期の業績予想
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 今期(第9期、平成18年4月1日~平成19年3月31日)は、連結で売上高1,262百
万円、営業利益92百万円、経常利益35百万円、純利益27百万円を予定しており
ます。
 今期は、既存事業の拡大とグループ連携による収益向上に重点をおきます。
 具体的には、まず売上に関しては、交通関連におけるJR東日本企画様と共同
でのASP化の開始、位置情報関連におけるb-walker・パーソナルナビゲーショ
ンのプラットフォーム多様化、堅調なモニタリング倶楽部の拡大などに力を入れ
ていきます。収益面に関しては、グループ連携による内製化の促進により収益率
を向上させ、開発運用案件を積極的に獲得することで安定収益の上積みを図って
まいります。

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● 前期の反省点と今期の取り組み
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 既に述べたように、前期においては、売上面で計画とずれが生じました。一つ
には、期初において見込んでいた新規事業の立ち上げが遅れたこと、また、第4
四半期に受注・売上が集中する傾向があるところに海外の顧客が増え、確実に事
業年度内の売上とするための詰めが甘くなってしまったこと、以上の二点が大きく
影響しております。もちろん、事業パートナーやお客様の事情はございますが、
今期は同じ間違いを繰り返さないためにも、既存事業に集中した事業計画により
経営資源が分散しないようにするとともに、受注・売上が期を通してより平準化
するようお客様への提案力を強化してまいります。もちろん、前期から期ずれを
生じた案件につきましては、第1四半期に確実に売上に繋げていきます。

 また、費用面で生じた計画とのずれについては、増資・M&Aなどに伴う支払
手数料がかさんだことが大きく影響いたしました。今期は通常の販管費について
は更なる圧縮に取り組むとともに、想定できる範囲内で一時的な販管費について
も計画に盛り込んでおります。

 前期決算におきまして、そうした状況の中で、一部の投資有価証券や開発した
固定資産について、再評価を行い特別損失として計上しております。金額が大き
かったため、ご心配された方も多くいらっしゃると思いますが、むしろ、今後当
社がV字回復していくため、財務健全性を更に強化するための必要な痛みとし
てご理解いただければ幸いです。とりわけ固定資産については、当面収益への
貢献が困難なものを対象としており、これらの資産をかかえていた事業について
は粗利率の向上という効果が期待できます。

 今期は、既存事業の徹底拡大と人材育成に力を入れてまいります。とりわけ、
営業・提案力と事業・経営管理能力に優れた人材の採用・育成は、今後のビーマ
ップの発展の鍵をにぎると考えております。既に、ここ1~2年ほど、管理機能
の強化と権限委譲を進め、より現場に近いところに売上責任をシフトしておりま
すが、これが功を奏し、一人ひとりの役割と責任が明確になったことで、各案件
に対する意識も変わってきています。また管理部門についても、コスト意識が向
上していると感じています。更に、昨年の事務所移転により、社内や関係会社と
の風通しは非常に良くなってきていると実感しており、この中から、続々と面白
い企画・提案が生まれて来ております。今期もこの方向を押し進め、今後の当社
・当社グループの中核となる、もしくはリードしていく人材を育成していきたい
と考えています。

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● ビーマップが目指すもの
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 会社設立以来、ビーマップは交通機関を利用する人々の物理的な動線に着目し、
サービスを提供するためのインフラを提供してまいりました。無線LANの普及
や決済など携帯の多機能化により、大きなビジネスチャンスが広がっております。
 既存の中核事業に加え、ここ数年苦労して開拓してきた新規事業の芽は、まさ
に今期が成長の時期だと思っております。これらの中から有望な事業を絞って、
集中して人材と経営資源を投入いたします。
 今期こそという覚悟をもち、全力で事業に取り組んでまいります。皆様、是非
ビーマップに期待し、そして応援して下さい。

株式会社ビーマップ
 代表取締役社長 杉野文則

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