メールマガジン

2006-08-08 : 第58回 メタデータ二次サービスと事業間の連携

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2006/08/08
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┃ 第58回 メタデータの第二次展開サービスと事業間の連携
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 今回は、本日発表いたしました「テレビ番組放送後の2次調査データ提供開始」
と、当社の事業の事業部間の連携についてご説明します。

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● テレビ番組放送後の2次調査データ提供開始
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 本年、5月23日より、当社関連会社である株式会社エム・データと共同で開始
した、テレビで放送された情報をテキスト化し、検索できるASPサービスにつ
きましては、少しずつですが浸透し、大手企業にも導入されつつあります。
 その中で、お客様からは、さらに付加価値を加えたデータを提供して欲しいと
の要求がきておりました。
 その要求は、具体的には、大きく分けて2つあり、1つは、情報を統計的にま
とめて、客観的な指標として評価できるものにして欲しいというもの、2つめに
は、メタデータを利用してビジネスがしたいというものでした。
 テレビは、影響力の大きなメディアです。テレビで取り上げられることが、ど
んなにすごいことが、良く理解された方からほど、このような声をお聞きいたし
ました。
 そこで、当社では、この要求の1つに答えるべく、メタデータに2次調査をお
こない提供することとしました。
 元々、お客様からのニーズで立ち上げたサービスなので、サービス開始と同時
に、ご利用いただけることが出来そうで、当社はこのビジネスに広がりを感じて
おります。

 具体的に、このサービスが始まるとどんなことがおこるのか、例を交えてご紹
介いたします。

例1・物販では
 テレビで紹介された商品は、ネット等では、飛び抜けて売れるとのことです。
一つは、テレビで紹介されたことで商品としての信頼感が増すことと、もう一つ
は物販サイトにおいて、物が溢れているため大量の類似商品の中に埋没する傾向
があるなかで、テレビで紹介されたことで注目を浴びピカピカの商品となって売
れ筋商品に化けるようです。先日、物販番組に出演されている知人のタレントさ
んに聞いたところ、億単位(円)で売れることも良くあるとのことです。
 物販事業者が、テレビがどのような商品を取り上げたか、というデータを持っ
ていれば、品揃えなどで同業者に差をつけ、大きく売上を伸ばすことが出来るで
しょう。

例2・株式取引では
 テレビで上場企業が紹介されると、翌日ストップ高、ストップ安になったりす
ることがあるようです。
 しかし、テレビで企業が紹介されたことを、第三者に客観的に伝えることは、
なかなかに難しいところがあります。というのも、テレビは、映像・音声メディ
アですので、録画し、記憶媒体に保存して、それを渡すしか手段がないからです。
 例えばネット証券会社が、企業ごと(証券コード)ごとに、前日あるいは当日
のテレビで、新製品発表・経営者インタビュー・不祥事などがどのように紹介さ
れたか、という情報を提供することができれば、投資家にとって株式の購入・売
却の大きな判断材料になることでしょう。
 メタデータを使った株式投資によって、市場が変わる日も近いかもしれません。

 この様に、これまで単純にテレビの放送結果をデータベースとして提供しよう
としていたメタデータサービスは、目的に応じた2次調査を加えることにより、
大きな付加価値を持つことになります。
 新聞記事検索の最大手は200億円/年の売上があるそうですが、テレビの情
報についてはもっと大きな市場があると思っております。
 当社は、このメタデータを元にパートナー企業と、大きな売上・利益と、新し
い文化を創っていきたいと思っております。

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● 事業間の連携
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 上記のメタデータの事業は、元々、無線LANスポットの優良コンテンツとし
て、自宅のハードディスクに貯めこんだ録画データを瞬時に取り出せないかとい
うことの中で、考えたあげくたどり着いた事業です。
 当社では複数の事業を展開しておりますが、それぞれの事業は一見、全く関連
性がないように見えますが、それぞれの事業は、当社の中では関連づけられてお
ります。
 それが、最近になり、顧客の中で、その事業の関連性に目をつけていただき、
広がりが見え始めています。

 当社は、交通関連事業で鉄道の乗換ソフトをJR東日本企画様を通して展開し
ておりますが、交通関連の事業を行う中で、鉄道の移動中の「暇な時間」は大き
なビジネスの機会になると考えておりました。その中で、NTTグループ様が無
線LAN事業を展開する中で、無線LANコンテンツの配信システム「AirCompass」
を提案させていただき、共同事業を展開することができました。
 先日、NTTBP、NTTドコモ、NTT東日本様が、つくばエクスプレスの
列車内で無線LANが利用できるようになるリリースを発表されてましたが、関
係する企業として、また、無線LAN事業をご一緒に検討した企業としてうれし
く思っております。

 また、モニタリング倶楽部、遠隔監視カメラの事業ですが、これは、元株主で
あったメガチップス様との関連で始まった事業だったのですが、NTT様が光フ
ァイバーの有効活用として、取り上げていただき、本格的に販売が始まりました。
 現在では、当社の顧客先の無線スポット化等、無線LANと結びつきつつあり
ます。
 当社のホームページでもご紹介させていただいておりますが、NTT東日本様
のCMをご覧いただくと、この事業への期待感を実感いただけると思います。
 お時間がございましたら是非、ご覧ください。
 http://www.ntt-east.co.jp/ad/cm_company.html#35
 http://special.goo.ne.jp/ntt-east/

 ここでは一部しかご紹介できませんでしたが、このように、それぞれの事業が
関連してきており、これを大きな当社の武器として、営業をおこなってきており
ます。
 企画・開発・総合力で負けない、企業になっていきたいとおもっております。


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● おわりに
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 当社は、モバイルを通して、世の中を便利に、楽しくしたいと考えており日々
精進しております。引き続きご支援のほどお願い申し上げます。



株式会社ビーマップ
 代表取締役社長 杉野文則

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