メールマガジン

2007-01-04 : 第62回 2007年のご挨拶

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2007/1/4
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┃ 第62回 2007年のご挨拶
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 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。今回は、新年
のご挨拶として、昨年を振り返るとともに、新しい年の抱負を述べさせていただ
きます。

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●2006年は事業展開・グループ構成の両面で新たな展開
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 2006年は、当社の事業展開とグループ構成の両面において、新たな展開が生ま
れた年になったと思います。画像閲覧サービス「モニタリング倶楽部」では、新
たに東証一部上場企業から受注をいただき、大きな横展開の可能性が生まれまし
た。順調に導入も進んでおり、モニタリング倶楽部が「交通関連事業通」、「位
置情報サービス事業」と並ぶ第三の柱に成長してきています。また位置情報シス
テム「b-Walker」は、米国ヒューレットパッカード社との直接契約により、日本
ヒューレットパッカード社の新製品「HP iPaq rx5965 Travel Companion」に標
準搭載されました。こうしたパーソナルナビゲーション端末(PND)は、12月20日
(水)の日本経済新聞35面にも大きく取り上げられるなど、各種メディアでも幅
広く関心を集めています。ビーマップは、以前からPDAやPND、ハンドヘルドPC
(HPC)といった、携帯端末に着目し、移動時の利便性を高めるサービスを提供し
ています。2007年には、こうした携帯端末市場がさらに拡大し、ナビゲーション
サービスが普及してほしいものです。
 一月に設立した、テレビ放送実績データ(メタデータ)の集計・分析・データ
ベース化・マーケティングなどを提供する持分法子会社(株)エム・データは、
地上デジタル放送の本格化を視野に入れた新規サービスとして、データ発信側の
放送業界・データユーザー側である企業の双方から注目を集めています。昨年後
半には放送局との連携体制も出来始めました。まだ案件は少ないものの、これか
らの伸びに期待です。
 ビーマップグループという側面では、「フォーマイスターズ・システムコンサ
ルティング(株)(FMSC)」が加わり、新年一月には「(株)インフォエックス」
が加わる予定です。特にFMSCとの出会いは、運に恵まれたものと感じています。
もともとは、とあるシステム開発案件で外注先を探していたところ、優良な技術
力と実績、そして顧客基盤を持つFMSCと巡り合ったのです。その案件が順調に進
んだことから、FMSCの当時の親会社から経営陣のMBO(マネジメントバイアウト
)独立支援に発展し、当社グループの一員になってもらう運びとなりました。
FMSCの経営陣は意欲と熱意に溢れており、ビーマップグループに新たな技術・ノ
ウハウと活力をもたらしてくれると期待しています。「インフォエックス」の完
全子会社化の戦略的意図については、前回お話しした通りです。

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●2007年は、危機感を持ってビジネス系ソリューションに取り組む
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 まず2007年の業界模様を展望すると、従来型のITビジネスが転換期を向かえる
と見ています。例えば着メロサービスが厳しくなっているように、これまで全盛
期だったビジネスが成熟~飽和というライフサイクルに入っていくことでしょう。
これを踏まえ、今年はビジネス系ソリューションの案件をしっかりと取り込んで
いくことが目標です。これまでに蓄積した経路探索や位置情報などの技術を、グ
ループのSI力と統合することで、企業向けサービスにカスタマイズし提案・提供
していきます。逆に、ここでしっかりとした基盤を作らないと、今後の当社戦略
も厳しくなってしまいます。そうした危機感を明確に持たねばならない年になる
ことでしょう。そのため、コマースなどリアルビジネスとの連携、とくに業界1
位、2位のチャレンジ志向の企業と提携することで、当社サービスの差別化を図
ります。
 「モニタリング倶楽部」は、多店舗チェーンに向けて拡大展開し、さらに当社
の中軸事業に出来るよう、営業活動に注力します。位置情報サービスでは、独自
のポジションのナビゲーション機能を、PDAやPND、HPCなどの各種端末への搭載
を加速します。
 メタデータについては、国内では他に例のないユニークなサービスなので、こ
の業界でのワンアンドオンリーを目指します。個人的には、この分野は絶対に良
いビジネスに育てたいという意気込みがありますね。無線LAN関連サービスにつ
いては、NTTグループ各社と連携し、新無線技術WiMAXを推進していきたいと考え
ています。
 会社運営という面では、多様化したグループにおいてシナジーを生み出せる組
織体制への変更を検討しています。現在のビーマップ本体の組織は、サービス内
容に基づく事業部で構成されているのですが、これを営業部・開発部という機能
別組織に移行し、社内情報を横断的に共有することで、営業における案件開拓の
連携強化と、開発における内製率の向上とスキル醸成を目指します。そして営業
力を増強し、ビジネス拡大、その結果としての業績向上へとつなげていきたいも
のです。

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●今年の4月から第10期、節目の年を成長のマイルストーンにしたい
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 年の始めに改めて当社の組織図に目をやると、ビーマップグループとして規模
が大きくなり、事業のネタについても、目の前に具体的に見えているものから、
将来の布石として着手しているものまで、非常に多様化してきました。特に新し
い取組みについては、具体化には相応の時間がかかるものの、少しずつ花を咲か
せていきたいと願っています。逆に言えば、着手してから半年~1年で出来るよう
になる事業は差別化要素に乏しく、すぐに追いつかれてしまうことでしょう。だ
からこそ、技術進化とライフスタイルの変化の方向性から将来を展望し、多少時
間がかかっても地道に基盤を作っていきたいという思いを新たにしました。今年
の4月には、当社は第10期目に入ります。この節目の年を将来の成長のマイルス
トーンに出来るよう、事業に尽力していきます。

(株)ビーマップ
 代表取締役社長 杉野 文則


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