メールマガジン

2014-01-16 : 第121回 2014年のご挨拶

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2014/01/16(木)
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┃ 第121回 2014年のご挨拶
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明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申しあげます。
本来年始のご挨拶はもっと早くすべきですが、本日発表した内容も含めてご案内しながら
今後の抱負もお伝えしたく、結果、ご挨拶が遅れてしまいました。申し訳ございません。

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●2013年を振り返って
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 2013年は、大規模金融緩和策により株式市場が回復に転じるなど景気回復の兆しが見え
た年でありました。その一方で、新興国における経済成長の減速、円安による輸入価格上
昇、消費税増税の決定など、景気の先行き不透明感は依然として払拭できない状況であり、
実感を伴った景気回復には、なお時間を要するものと思われます。
 しかしスマートフォンやクラウドコンピューティングの進展及び普及のスピードは今
なお加速しており、当社がメインとする無線LAN事業にも大きな可能性が期待できます。
2013年には創立15年を迎えた当社ですが、3月期の決算では通期の黒字化を達成すること
ができました。これもひとえに皆様のご支援とご協力の賜物であり、厚く御礼申し上げま
す。

 昨年の主要なトピックスについてご説明します。

 まず、4月1日をもちまして、事業所を千代田区内神田に移転しました。協力会社様含め
て人員の増加に対応することと、当社のお客様の多くが神田・恵比寿・品川など山手線沿
線に集中していることを考慮して、移転を実施いたしました。

 次に、当社の大きな事業分野である無線LANを用いた独自の技術である「スマートプッ
シュ」が、モトローラ・ソリューションズ(2月)、日本電気(NEC、2月)、アルバネッ
トワークス(9月)といった各社の事業と連携・協力することとなりました。また、本年
2月にスペインで開催される世界最大規模のモバイル見本市「Mobile World Congress
2014」においても、この「スマートプッシュ」を中心とした出展を行うことが決定して
おります。スマートプッシュにつきましては、新年早々に、iBeacon、GPSとの連携を実現
し、無線LANエリアに限らずシームレスなサービスを実現する仕組みを整える予定です。
そして、一昨年セブンアイグループ「7SPOT」への事業協力を発表いたしましたが、昨年は
これらに続き、西武ドームにおける高密度な「Lions Wi-Fi」(3月発表)や、日本テレビ
「Join TV」(11月発表)において企画、開発、運営面での協力を行うこととなりました。
詳細はそれぞれの発表をご覧いただければと思いますが、いずれもエンドユーザ様の関心
の高さ、社会インフラにかかわる責任の重要性と可能性の大きさを改めて認識した次第で
す。その他にも、具体例はお話しはできませんが、自治体・コンビニ・鉄道などの無線LAN
インフラの企画、開発、運営面でのお手伝いをしております。

当社は上記の「JoinTV」を通して、テレビで得た感動・情報を現実の社会の中で創客に結
びつけるO2O2O(オンエア・ツー・オンライン・ツー・オフライン)サービスの提供
を目指しております。世界的にも初めてとなるこのサービスの本格化・拡充に、今年も
引き続き取り組みます。

最後に、蛇足になりますが、当社ビーマップの中国語表記を決定いたしました。繁体字
では「博邁普」と書き、発音は「ブォ・マイ・プー」のようになります。それぞれの漢字
は「知識がひろい、豊か」「邁進する」「普遍的な」といった意味を持っておりますが、
これらのように普遍的かつより豊かなアイデアの実現に邁進したいと考えております。

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●新年の抱負
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2014年の第一の課題としては、第15期(2013年3月期)に続く2年連続での通期黒字化を
達成したいと考えております。
当第1四半期(4~6月)、第2四半期(7~9月)においては、当初見込を上回る売上・
営業黒字を達成することができました。第3四半期・第4四半期との合計で、通期での業
績予想達成を目標としております。
東京オリンピックを控え、無線LANをめぐる事業機会は拡大すると考えておりますが、
敷設・整備を行う事業者様にとってのメリットをご提案・実現することが今後の普及のカ
ギであり当社にとってのビジネスチャンスだと考えております。

また、一昨年から続いて、昨年も各業界トップクラスの企業様向けサービスに関わること
ができました。本年はそれらの実績を活かしながら、テレビからインターネットを経由し
て生活動線に至る「O2O2O」に着目し、積極的なアイデアを実行していきたいと考え
ております。

本日、当社の出資先でもあり業務提携先でもある株式会社エム・データが在京民放5社、
総合広告会社2社からの出資を発表しました。
私は、13年前に無線LANの事業を始めたときから、無線LANのサービスは人が多く集まる
場所特に駅等の移動手段の場所が良いと考えておりました。そして、無線LANを敷設するコ
ンビニ、外食等への集客には、テレビおよび移動手段での動機付けが大変有効だと考えて
おりました。そんな中、9年前にテレビメタデータの存在を知り、その専業会社 エムデ
ータの設立に関わる際には、いつの日かテレビ局とテレビを活用した移動者マーケティ
ングが実現することを夢見ておりました。それが、やっと今回実現できる環境が整いまし
た。
私どもがこれらのビジネスを目指し始めたとき、世の中に「O2O2O」の言葉はありま
せんでした。しかし、私どもは当時からこれを目指しており、この度やっと私どものビジ
ョンに時代がついてきたような気がしております。
今年はこれら各社と連携して、新しい商流を作っていきたいと考えております。

最後になりましたが、引き続き株主の皆様にはご指導・ご声援の程よろしくお願い申し上
げます。

(株)ビーマップ
   代表取締役社長  杉野文則

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