メールマガジン

2003-10-14 : 第17回 成長のドライバー4 提携戦略の将来展開

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2003/10/14
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┃ 第17回 成長のドライバー[4] 提携戦略の将来展開
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今回は、ビーマップが推し進める提携戦略の最新情報と将来戦略についてご説明
します。

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◆プラネックスコミュニケーションズと共同で赤外線通信サービスをスピーディ
ーに事業化
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まず、ネットワーク通信機器の企画・開発の新進企業プラネックスコミュニケー
ションズ(以下プラネックス)と共同で赤外線通信関連サービスを企画・事業化
しました(詳細は9月25日の当社プレスリリース
http://www.bemap.co.jp/news/data/H150925.pdfを参照)。
これは、NTTドコモより発売されている携帯電話504iシリーズ以降の機種に搭載
されている赤外線通信機能を利用して、例えばショッピングの支払いに利用した
り、コンビニ端末から携帯にチケット予約情報をダウンロードする、などの機能
です。この赤外線対応の機種は今現在1,200万台出荷されており、今後NTTドコモ
製の携帯電話505以降の機種、FOMAには標準実装されることから、大きな潜在ニ
ーズがあると期待しています。同様のサービスは、大手通信事業者やクレジット
カード会社も10月から実験サービスを開始したばかりですが、これに必要な機器
はハード・ソフト合わせて1台当り100万円前後と予想されています。
プラネックスとビーマップが共同開発したシステムは、これと同等の機能を有す
る機器・ソフトを10万円前後で提供できます。今後このサービスを、大手通信事
業者やSI企業と提携し販売を推進する一方、当社自身でもスーパーマーケットや
コンビニ等の大手チェーンに向けて積極的に販促を行う予定です。
この案件は、プラネックスはハードウェアとネットワーク構築、ビーマップはソ
フトウェアとサービス企画というそれぞれの強みを相互提供し、新たなモバイル
技術に基づく新サービスをスピーディーに事業化した好例だと自負しています。

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◆米アクセリス・コミュニケーション・テクノロジー社からVoIP技術の日本独占
使用権を取得予定
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もう一つ、最新の話題は、米アクセリス・コミュニケーション・テクノロジー社
(以下アクセリス)が1997年に国際特許を申請し、アメリカでは2002年に特許権
を取得したVoIP技術の、日本における独占使用権と東南アジア諸国における使用
権関連です。このVoIP技術はインターネットプロトコル(IP)を使用して音声デ
ータをやりとりする通信サービス(例えばIP電話など)には不可欠な基幹技術で、
世界各国で特許申請中です。今後、この権利およびアクセリスとの提携関係を利
用して日本のみならず東南アジア諸国でIP関連の新サービスを展開する予定です。

このように、当社の提携戦略には急速な国際化が始まっています。これは、当社
が企画・開発しているモバイル関連のソフトウェアや配信インフラには国籍がな
く、また日本が最先端であることを考えてみれば、むしろ当然のことなのかもし
れません。そのため、将来的に予想される一層の国際的ビジネスチャンスに向け
て、今から準備しておく必要を感じています。

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◆提携戦略推進の鍵は、提携ネットワークの全社共有
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このように、ビーマップは創業当時から提携先の開拓に積極的に取り組み、パー
トナーとなった企業と共同で事業を展開しているのですが、今後この戦略を推進
していく上で不可欠となるのは、社外ネットワーク・人的コネクションの全社共
有です。つまり、ビジネス上の提携は企業間のものですが、その始まりは個人レ
ベルのコネクション開拓と信頼関係の構築にあります。現在のビーマップでは、
このようなコネクションを持っているのは私を含む主要スタッフが中心ですが、
これを属人化させてしまっては、提携戦略の広がりにも限界があります。そのた
め現在は、これまでに主要スタッフが構築した社外ネットワークに出来るだけ多
くの従業員が参画し、他の企業の方々と良好な関係を築いていけるよう、ミドル
スタッフを中心に社内に働きかけています。また一方で、人間関係は自然に広が
るものではないので、結局のところは各人が自発的に開拓して行く必要がありま
すし、そうして築いたコネクションは最終的にその人の貴重な財産になります。
ですので、従業員自身からの積極的なアクションに期待していますし、またその
ような雰囲気を醸成するのが経営者としての私の役割だと考えています。

次回はビーマップのグローバル対応についてお話しします。配信は10/27(月)
の予定です。 

                      
(株)ビーマップ 代表取締役社長
杉野 文則


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