メールマガジン

2003-11-25 : 第20回 中間決算説明会の報告

__________________________________
||))
||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2003/11/25
||丿丿eMap
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆★
┃ 第20回 中間決算説明会の報告
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今回は、11/14に開催した2004年3月期中間決算説明会についてご説明します。
当日配布した資料(http://www.bemap.co.jp/ir/data/H151114a.pdf)と併せて
お読みください。

=====================================================================
◆上半期はサービス開発や企画力強化に取り組むも、中間決算は厳しい内容
=====================================================================

まずビーマップの事業領域は「多種多様なモバイル端末のコンテンツサプライを
可能にするソフトとサービスの提供」です。つまり、コンテンツを提供する対象
である携帯電話やノートPC、PDAなどモバイル端末の種類やユーザーの広がりと、
発信するコンテンツの増加に比例して、私たちの市場も拡大します。そして通信
手段が、携帯電話⇒無線LAN⇒近距離通信と進化するのに合わせ、私たちの事業
領域も広がりをみせます。その進化を先取りし、新しいサービスを投入していく
のが当社の戦略です(P.4)。上半期は主に、携帯電話の赤外線通信機能を活用
した業務パッケージサービスの開発や、米アクセリス社とのVoIP技術ライセンス
提携、ネット広告配信サービスなどに取り組みました(P.5~6)。併せてアイ
コン社や韓国シールトロニック社、プラネックス・コミュニケーションズ社との
提携により、技術開発力・企画力・営業力の強化を図りました(P.10)。
上半期の業績ですが、売上高は294百万と対前年同期比で29.3%増加した一方で、
売上総利益率は全体的に低下しました。これは主として、昨年から取り組んでい
るホットスポットコミュニケーション事業(無線LANコンテンツ配信システムこ
と「AirCompass」)の提供先の「無線LAN倶楽部」会員数が当初の予想を下回っ
たこと、新規大型開発案件に遅れが出たことなどから売上がずれこんだことに加
え、今期より売上原価に振り替えられた人件費(前期は「研究開発費」として計
上)を中心とした運営コストが費用を押し上げました。結果、経常損失は48百万
になりました(P.11~12)。
また分野別では、交通関連と画像配信が二本柱として安定した収益を確保した一
方、位置情報分野の占める割合は減少しました。この位置情報分野(DoCoです・
Car on Iモードなど)の回復と、ホットスポット事業の収益性の改善が今後の課
題です(P.13)。

=====================================================================
◆財務面では転換社債により資金力が向上
=====================================================================

他方財務面では、7月の転換社債(CB)の発行で、現金及び預金を中心とした流
動資産の増加により資金力が向上しました。これにより、運転資金が潤沢になり、
新規事業展開や資本提携といった戦略オプションを実行する基盤ができました。
このCBは現時点では負債ですが、株式への転換は順調に進んでおり、自己資本は
着実に厚みを増しています (P.14)。思うような業績が上がらない時期こそ、しっ
かりとした財務基盤が重要になります。この資金は既存事業の安定的な継続や
今後の新規投資などに大切に使っていきます。

=====================================================================
◆通期目標とそれに向けたアクション
=====================================================================

2004年3月期の通期目標は、売上高800百万、経常利益30百万、当期純利益30百
万としております。期首の予想よりも売上高が増えたのは、主に生活情報のネッ
ト広告配信によるものです。それ以外の分野では、主要取引先のシステム開発動
向や無線LANの普及度合いなど、不確定な要素がいくつも存在しますが、まずは
黒字回復を目指して事業に取り組んで行きます(P.25~26)。
その取り組みのための鍵は営業力の強化だと考えています。当社では先見性を重
視し、未開拓の市場に種を植えるような企画・サービスを投入することを戦略に
し、かつ実践しています。今後は、その種を育てるための営業や販売、PR活動を
行い、少しでも早く芽が出るよう働きかけていこうと考えています。そして一部
の分野ではすでに営業スタッフを増員し販売力の強化を図っています。
また子会社のアクセリス・コミュニケーションズ・ジャパン(仮称)設立につい
ては、今のところまだ詳細をお話できる段階にない、というのが本音です。具体
化した時点で適時皆様にご報告してまいりますが、現時点では温かくかつ冷静に
見守っていただけるようお願いいたします。

=====================================================================
◆モバイルコンテンツビジネスの成長に全力で対応
=====================================================================

以上のように、当中間期の業績は満足できる結果には及びませんでしたが、私自
身としてはこのモバイルコンテンツに関連するビジネスが全体的に伸びている、
という考えに全く変わりはありません。新技術やニーズに応える新しいサービス
を提供する面白さ、これを原動力に今後も全力でビジネスに取り組んで行きます
。株主の皆様を始め、提携先や取引先、従業員といった全てのステークホルダー
に対し、今後とも応援とご協力をいただけますよう心よりお願いいたします。

(株)ビーマップ 代表取締役社長
杉野 文則


次回は、「ビーマップのグローバル対応」を予定しております。
配信は12/8(月)です。  


厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂

■「ビーマップメールマガジン」の著作権は(株)ビーマップが有します。
新聞・雑誌および各種媒体への転載の際は、必ず(株)ビーマップに了解を得てく
ださい。
■本メールマガジンに含まれる情報に関しては細心の注意を期しておりますが、
その正確性、完全性、有用性について保証するものではありません。
■本メールマガジンは当社株式への投資を推奨するものではありません。
売買等のご判断は、ご自身の自己責任において行われますようお願いいたします。
■本メールは、等幅フォント(MSゴシック、Osaka-等幅)で最適にご覧いただ
けます。
■メールには署名をお願いいたします。お名前、フッタのないメールや内容によ
っては必ずしもご返答できませんので何卒ご了承くださいますようお願いいたし
ます。
■ご登録情報メールアドレスの変更・登録解除は以下のサイトからお願い致しま
 す。
 http://www.bemap.co.jp/ir/mailmagazine.html
■ビーマップメールマガジン
 発行/編集:株式会社ビーマップ
 tel:03-3919-3172 fax:03-3919-4435
 http://www.bemap.co.jp e-mail:mailto:ir@bemap.co.jp

厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂厂
一覧へ