メールマガジン

2005-05-06 : 第44回 第三者割当による新株発行について

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2005/05/06
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┃ 第44回 第三者割当による新株発行についての補足説明 
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 今回は、4月28日に発表した「第三者割当による新株式発行に関するお知らせ」
(http://www.bemap.co.jp/ir/data/050428-2.pdf)について、補足説明をさせて
いただきます。 

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●事業拡大の機会が到来、その原動力としての資金調達
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 今回の資金調達は、単刀直入に申し上げると事業拡大のための原資の確保で、
この資金を元に事業基盤強化のM&Aと、通勤テレビ事業の本格立ち上げに取り組
みます。その具体的な説明に先立ち、現在のビーマップと今後の展望について
言及させてください。
2002年1月に株式公開を果たした当社は、『先駆』、『斬新』を企業ビジョンに
掲げ、常に積極的に事業に取り組んでおります。その一方で、第5期(2003年3月
期)第6期(2004年3月期)と2期連続の赤字という結果を真摯に受け止め、第7期
(2005年3月期)はまず企業としての事業基盤を作り直すことに専念しました。
そして事業内容、組織体制の見直しなどにより、収益を生み出していく仕組みが
整ってきたと考えております。
事業面においては、これまでの中核である交通関連「JRトラベルナビゲータ」
に加え、位置情報連携サービス「b-walker」、遠隔監視サービス「モニタリング
倶楽部」、そして無線LANコンテンツ配信システム「AirCompass」などが着実に
伸び、次代の柱として成長してきています。さらに並行して種を蒔いてきた
「通勤テレビ」などの企画が、本格事業化のステージを迎えています。さらに
通信インフラの普及などにより、これらの事業を力強くかつスピーディーに拡大
する好機が到来しております。
 こうした中、当社としても今年度は積極的に攻勢に出るつもりです。この方針
は、今年1月4日に配信した第39回メルマガ「2005年のご挨拶」でも言及したこと
で、テーマに『風林火山』という言葉を掲げ、環境変化を好機として儲かる分野
を嗅ぎ取り、迅速かつ貪欲に取り組んで行くとお話ししました。
そして今こそ行動に出るときであり、その原動力となるのが今回のファイナンス
で調達した資金です。
 
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●M&Aはシナジーの創出と機能強化、そしてスピードアップの有力な手段
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 その資金使途の一つ目が、事業シナジーと機能強化が期待できる企業の株式取
得による提携や子会社化、すなわちM&Aです。その具体的な内容については、各案
件が確定した段階で逐一ご報告しますが、その大前提となっているのは、①「ビ
ーマップの事業拡大に相乗効果・シナジーがあり、相互にメリットがあること」、
②「相手企業が、経済的に一人立ち出来ている企業であること」そして③「スピ
ーディーな事業展開につながること」、の3点です。とくに重要なのは①で、現時
点のビーマップが持ち合わせていない技術力・開発力や顧客基盤などを保有して
おり、当社の機能強化に有効であることです。
また相手にとっても企画力やネットワーク強化につながる、1+1が3にも4にも
なる相乗効果を作ることが目的です。逆に言えば、相手がどんなに儲かっていても、
当社の事業に関係のない領域には絶対に手を出しません。
 それと同様に重要なのはスピードです。新規事業は常に、他社に先駆けてスピー
ディーに展開することが不可欠です。そのため、社内のスタッフが育つのを待つよ
りも、情況に応じてすでにアクティブに活躍している企業をM&Aすることで、企画
からサービスインまでの時間を短縮することを狙っています。

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●通勤テレビの有料サービス化に向けた開発の早期取組み
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 そしてもうひとつの大きな資金使途は、『通勤テレビ』(詳細は第42回メール
マガジン参照)の、有料サービス化のための開発と設備投資です。この『通勤テレ
ビ』は、3月に行った実証実験が非常に好評で各所から引き合いをいただき、まさ
にスピーディーなサービスインを依頼されております。
 この事業は2年半前に企画立案して以来、ずっと実用化を思い描いてきたサービ
スです。またビーマップでは、すでに実用新案を取得し(登録実用新案第3092
049号)、特許も出願中です。今回の資金をこの新規事業に有効活用することで、
夢がある企画の実現と収益向上を同時に達成したいと考えています。

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●新株式は当社事業の理解者に割り当て
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 今回調達する資金は約5億円です。新株式は当社の事業の意義と将来性をご理解
いただき、当社に中長期的な視点に立って投資していただける方々に対して発行
いたします。
発行価額については、証券業界の自主ルールに従い、直近6ヶ月間の終値の平均値
を10%ディスカウントし算出しています。 

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●現在の株主様、そして新しい株主様、皆様のご期待にそうために、
全力で事業に取り組みます
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 今回の資金調達は、『私たちビーマップは株主様からお預かりした資金とご期待
に応えるよう、勇気を持って全力で事業に取り組まねばならない』、ということを
再確認する機会にもなりました。これを機に、今年度は事業内容も組織体制もドラ
スティックに変えていきます。そして、「通勤テレビ」をはじめとした新規事業に
積極投資し、持続的な成長を達成し、中長期にわたって現在の株主様・新しい株主様、
皆様の価値を向上できるよう、ベストを尽くします。
 また、ひいてはそれが私自身の夢の実現でもあります。私自身も、中長期にわた
って夢を見続けられるように、目の前のひとつひとつの仕事に全力で取り組んで参
ります。引き続き、ビーマップの新たなチャレンジにご期待ください。


(株)ビーマップ 
代表取締役社長 杉野 文則


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