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||ヽヽ　　　　　ビーマップ　メールマガジン　発行日:2005/07/12
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┃ 第47回　新体制のご紹介/本社移転/フレームワークスタジオ子会社化
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　今回のトピックスは3つ。まず株主総会にて選任のご承認をいただいた各取
締役の役割についてご紹介します。次に、本社を東京都北区王子から文京区白
山へと移転した意図とメリットについてご説明します。そして、7月1に子会社
化を完了した(株)フレームワークスタジオについてお話しします。

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●10名の取締役で構成する新体制は各機能のプロ集団
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　このたび取締役を10名(うち社外取締役6名)と大幅に強化した意図は、
当社の事業拡大に対応した組織・機能の強化です。これまでにもご説明してき
た通り、当社では通勤テレビなどをはじめとした新規事業の立ち上げに取り組
むとともに、従来事業の営業力・企画提案力の拡充に努めています。その原資
として5月には増資を行い、財務基盤を固めるとともに、グループ力強化と成
長のスピードアップのために、(株)フレームワークスタジオを子会社化しま
した。それと並行して事業遂行能力を向上するために、各機能のエキスパート
を招聘し、プロ集団といえる経営陣を編成しました。以下、全て敬称略でご紹
介させていただきます。
　まず、代表取締役である私杉野文則は、事業の企画立案からパートナー各社
とのトップ営業、そして当社全般の経営を担います。常務取締役に昇任した上
野圭一は、当社の管理全般および子会社・関連会社などグループ管理を担当し
ます。麻生裕之は、引き続き、主に総務・経理・財務機能を担当します。次に、
当社の執行役員から取締役に昇格した板橋哲也は、交通関連、位置情報関連、
無線LAN/AirCompassといった従来からの当社中核ビジネスを担当します。
この4名が常勤の取締役です。
　ここからは、社外取締役のご紹介です。まず、朝雄博は、モニタリング倶楽
部などのカメラ関連事業、その他の開発・運用案件の提案、そして新規事業の
企画・立ち上げを担当します(ただし当面は杉野が担当)。氏は、私杉野が前
職で出合って以来10年来の知己で、電子マネー・電子決済に明るい上に、提案
営業にも強みを持っています。
　加幡正雄は、これまでに他社でCTO(最高技術責任者)も勤めた経験をもつエ
ンジニアで、当社の開発運用部門にたずさわります。
　ルーター等のIT機器メーカー、プラネックスコミュニケーションズ(株)の
創設者で、同じアントレプレナーとして公私にわたり交流のある久保田克昭
は、営業力強化とハードウェア面での新アイデア発想の指南役です。
　オックス情報(株)の代表取締役社長でもある篠原猛も、ビーマップの関連
会社(株)クレッシェンドの共同設立などを通して協業してきました。そして
今回社外取締役として当社に参画してもらうことで、オックス情報(株)と一
層緊密にコラボレーションを図ってまいります。
　そして、日本ビクター(株)出身で、現在動画に関わる山田光ニは、MPEG4
などの画像配信のための技術知識を提供してくれます。これは今後、自宅で録
画したテレビ番組を携帯電話などのモバイル端末に転送して観る「通勤テレビ」
の開発に、重要な役割を果たすでしょう。ちなみに、当社は設立時に日本ビク
ターの子会社として設立され、氏とはそのとき以来のお付き合いです。
　坂本博史は、氏の以前の勤務先である(株)メガチップス在籍時に、当社の
監視カメラサービス「モニタリング倶楽部」立ち上げのきっかけを作ってくれ
た人物です。そして、当社の大きな柱と呼べるまでに育ったこのサービスを、
機能・営業の両面でリードしてもらいます。
　このように、企画、開発、運用、営業、技術、ハードウェア機器などなど、
当社が成長する上で必要な各機能分野において、充分なノウハウと経験を培っ
てきた方々、そして当社とひとかたならぬ関わり合いのある方々に、経営陣と
して加わっていただきました。このメンバーを中心に、事業と組織・人材を相
互並行で取り組み、ビーマップを拡大して行きます。

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●文京区白山への本社移転は、利便性・効率性の向上に加えて、
　　知的刺激の強化につながる
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　また、株主総会の承認を経て、当社の本社を東京都文京区白山に移転しまし
た。これは、ここ数年の事業拡大に伴い当社の人員が増え、王子のオフィスが
増床し、賃料が増加すると共に、フロアも複数階に分かれていました。これに
伴い、社内でも共有化されるべき情報が分断化され、部門間のコミュニケーシ
ョンが円滑でなくなるという状況が散見されるようになってきました。そこで、
全社員がワンフロアで働ける広くて壁のないオフィスに移り、文字通り風通し
を良くすることで、お互いの近況や問題意識、新しい発想などを気軽に語り合
える環境を作りました。
　今回、白山という山手線内の好立地に居を構えたことで、ほとんどのお客様
に30分内で行けるようになり、フットワークが軽くなると共に、移動時間の
短縮という効率化にもつながります。さらに、都心という情報の集積地に位置
することで、社会の変化を敏感に感じ取れるようになれば、社員のみなさんの
アイデア創出にも良い刺激になると思います。　これに加え、文京区という大
学の多いエリアに位置することで、優秀な学生の関心を早い段階から引きつけ
たいと思っています。当社は以前から、学生向けインターンシップで当社事業
を実体験してもらうという仕組みを用意していますので、こちらを有効活用し
ていただければ嬉しいですね。
　今回の入居先は、こうした数多くのメリットが期待できるにも関わらず、賃
貸料はとてもリーズナブルなものです。このような良いオフィスがたまたま空
いていたことは、とても幸運でした。
　このオフィスに居ながら、ビーマップが設立当初に入居していた賃料坪5,000
円と激安であると同時にエアコンから煤の出るようなビルを思い起こすと、当
社が紆余曲折を経つつも着実に成長しているということを、改めて実感するこ
とができます。そして次は、このオフィスさえも手狭になるくらい、引き続き
成長させて行きたいものです。

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●フレームワークスタジオを子会社化、開発力を強化するとともに顧客基盤を共有
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　4月28日にプレスリリースした通り、株式会社フレームワークスタジオ
(以下FWS)と株式取得について交渉を行っておりましたが、このたび正式に
合意し7月1日にFWSを100%子会社化いたしまいた。同社は年間200以上に及ぶ
ウェブサイト/モバイルコンテンツ/デジタルコンテンツの企画制作開発案件を
こなしており、開発と営業の双方に長けた、若いパワーに溢れる会社です。こ
の開発力と営業力を活用し、これまで当社の主要顧客でありながら、不得意分
野のため取りこぼしていた案件に対応するなど、両者の顧客基盤とサービスラ
インを共有し、シナジーを創出していきます。
　このように、増資で調達した資金を、成長への時間短縮をおこなうための
M&Aにも活用し、1+1が3にも10にもなるシナジーの見込める企業を当社
グループに取り入れることで、成長スピードを上げていきます。

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●心機一転、これからも常に新しいチャレンジに取り組んでいきます
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　現在、無線LANや携帯電話などのモバイル環境はドラスティックな変化を続
けています。それに呼応して、当社自身も常に進化し続けていく必要があるで
しょう。そのために、組織体制、機能、人材などのトータルな強化に心を配り、
絶え間なく成長していけるよう努力をしていきます。そして、その時々におけ
る当社の等身大の姿を、株主の皆様はもちろん、投資家や取引先の方々、社員
のみなさんに理解していただけるよう、情報発信していきます。これからも、
ビーマップの挑戦にご期待ください。

株式会社ビーマップ
代表取締役社長　杉野　文則


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