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2009-07-10 : 第74回 第11期株主総会のご報告と2010年3月期

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||ヽヽ     ビーマップ メールマガジン 発行日:2009/07/10
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┃ 第74回 第11期定時株主総会のご報告と2010年3月期の課題と対策について
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 6月25日に当社第11期定時株主総会を開催し、取締役の変更が承認可決されました。
 これを機に、株主様への定期的な情報提供とプレスリリース時のご案内を強化するため、
しばらくお休みしていたメールマガジンを再開させていただきたいと思います。
 今回は再開後1回目として、「株主総会のご報告と2010年3月期の課題と対策について」
お話しいたしたいと思います。
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●第11期定時株主総会のご報告
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 今回の総会で承認可決された議案は、以下の5個です。
第1号議案 「定款一部変更の件」
・株券電子化に伴う変更
・補欠監査役の予選の有効期間効力を4年に変更

第2号議案 「取締役4名選任の件」
・浅賀英雄、杉野文則、柴本猛、棗田眞次郎の4名
 (うち棗田は社外取締役で新任)

第3号議案 「監査役1名選任の件」
・籠浦光1名
 (籠浦は、取締役から監査役へ就任)

第4号議案 「補欠監査役1名選任の件」
・梅澤和浩1名
 (監査役に欠員が出た場合に、就任する予定)

第5号議案 「濫用的買収に対する買収防衛策の存続の件」
・2年前に導入した買収防衛策の2年間の期間延長

 ご出席いただいた株主様から、「売上高に対する販売費及び一般管理費の比率が高く、
これらの削減が黒字化に必須である」とのご意見をいただきました。
 これに対し、議長からは「当社の固定費のうち労務費が重要な費目であるが、一定規模
以上の削減は事業継続と上場維持の観点から困難であり、損益分岐に不足している
約1~2億円程度の事業規模拡大を行うことを業績回復の主な施策として取り組んでいる」
との説明をさせていただきました。
 
 当社への期待があるからこそ、株主様から頂くことができるご意見であり、皆様のご期待に
一刻も早くお応えできるよう、全社一丸となり業績回復に努める決意を新たにしました。

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●2010年3月期の課題と対策
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 株主総会で当社役員があらたに選任されたことを踏まえ、2010年3月期の当社が抱える
経営課題とその対策を改めて説明させていただきます。

<収益力の不足> 
 2期連続で連結約10億円、個別約7.4億円の売上に留まっており、安定した経営には
約2億円の売上げ増加が必要と考えております。
 組織改正により、営業部門と生産部門を分離することで、それぞれに人材育成が可能と
なりました。営業力を強化することで、主要顧客の深耕等による営業先の開拓をすると共に、
子会社収益管理を徹底します。
<売上げ時期の分散化>
 納期が3月に集中する事業特性から、最終受注・売上げの確定に不確実な要素を年度末
まで抱えるというリスクがあり、安定経営には3月集中の売上げを分散させることが必要です。
 安定収入をもたらす運用案件やライセンス販売の受注を、計画的に増加させることを目指します。
 
<原価率の高止まりへの対策>
 原価率の低減を経営課題として取り組んでおり、前期は工数管理システム導入により、
第10期の80.3%から第11期の62.4%まで低減しております。しかし、更なる利益率向上が
必要であり、工数管理システムの更なる活用と、見積り精度の向上を目指します。

<資金・資産管理>
 子会社における資金繰り管理及びグループ全体での資金・資産管理を厳格に行うため、
キャッシュ・フロー管理の徹底による通期での営業キャッシュ・フロー黒字化を目指します。

<新規事業・投資へのモニタリング>
 従来、新規事業開始や子会社への投資時における審査や継続的なモニタリングの不充分さ
から、毎年の特別損失計上に繋がってきたと認識しております。
 その反省を踏まえ、投資時の審査徹底はもちろんのこと、投資管理委員会を活用することで、
継続的なモニタリングを実施してまいります。

<業務効率の向上>
 組織改正によって、営業・生産部門の分離を行い、業務集約を行いました。これにより、それ
ぞれ専門分野別に人材育成が可能となり、業務効率の向上に繋がると認識しております。
 併せて、内部統制の定着化を図っている段階であり、これによる業務効率向上を目指します。

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●おわりに
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 株主総会は、株主の皆様と直接お会いし、直接ご意見・ご質問を直接賜る年一回の重要な
行事です。今回も改めて「当社は一人一人の株主様全員に支えられているのだ」ということを、
強く実感しました。この総会でいただいたお言葉を忘れることなく、これからも日々の事業に取り
組まねば、と再確認させていただきました。

 それに応えるためにも、結果重視で事業に取り組まねばなりません。前期では不採算事業の
縮小や原価管理徹底により、業績回復の兆候が見え始めるなど、徐々に結果が出始めて
います。この流れを進めると共に、各事業での営業強化による売上げ増加を目指すことで、
より良い流れに乗せ、今期の目標であるグループ全体の黒字化に向けて、全力を尽くします。
そしていいニュースがありましたら、タイムリーに情報発信することでIRにも力を入れていきます。
つきましては、これからも皆様のご指導・ご声援をお願い申しあげます。

(株)ビーマップ 
 代表取締役社長 浅賀英雄

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